・Time climbing 〜Go by weekdays come on special days〜

 

「クビだ・・・」
「えっ!?」
いきなりだった・・・
「悪いねぇ〜、明日からはもう来なくていいから」

・・・ほんの数時間前の出来事であった。
彼、小宮山 拓二19歳。
岡山市住在、性格はいたって真面目で会社でも信頼されてた。
高校を出てプログラマーを目指したか、あえなく失敗・・・
近くの運送業の会社に入社したが・・・
「なんでだよ、チクショウ・・・!!」
当ても無くただただ岡山市内を歩いていた。
家に帰らないのか?その自宅が・・・無くなったのである。
簡単に言えば、追い出されたからだ。
拓二は、帰るところも無くなったわけであり絶望の淵に立っていた。
彼は、高校を出た後なんと親から勘当されてしまったのだ・・・
「あ〜あ・・・なんてツイてないんだ俺は。」
財布の中には、さっきの少しばかりの退職金を合わしても、
「・・・たった10万と28円か・・・」
しかし、このお金も数時間後には消えていた・・・

「・・・死のう・・・もう・・・」

貶しのお金で、タクシーに乗り岡山県の山中の手前まで行った。
時刻は午前2時09分。
とぼとぼと、山道を歩き10分ぐらいしたところで立ち止まった。
「こ、この辺りでいいだろう・・・」
この時、拓二は大事な事に気づいた。
「一体、どうやって死ぬんだ?」
首吊り・・・は、苦しいし・・・
手首を切る・・・痛そう。
餓死・・・やだ。
・・・やっぱり、死ねない。

時刻は午前5時25分・・・
拓二は、悩みつづけた結果寝てしまった・・・
その時、どこからかはわからないが青髪の美女が近づいて来た。
「?ナニやってんだ、オメー??」
彼女は不思議そうな顔で、拓二を見つめていた。
「んなトコで寝てっと風邪ひくぞ。オイ、コラ!!・・・起きねえぞコイツ。・・・ったく、しょうがねえなあ〜」
そう言って彼女は、拓二を軽々と持ち上げたと思ったらふっと浮かび消えた。

・・・あれから何時間たったのだろう・・・
・・・俺は死んだのだろうか・・・
・・・何か回りから聞こえてくる・・・
拓二は目を覚ました。そこで見たのは・・・
「君、大丈夫かい?」
「やっと目を覚ましやがったな。まったく・・・」
「ちょいと、魎呼さん。そんな言い方はありませんでしょ。」
「魎呼お姉ちゃん。阿重霞お姉さま。静かにしてよ!」
「あら〜、大丈夫ですかあ〜?」
「いや〜、起きなかったら改造でもしようと思ったのにねぇ〜。残念!」
拓二は目の前が真っ白になった。
いきなり起きたら目の前に美女、美少女がいたからだ。
そうなれば、作者もビックリだ!!
真っ白になっていた頭が、じょじょに復活してきた。拓二は、一つの噂を思い出した。
(岡山の山中に、化け物が住む家がある。そこにはいろとりどりの女の子がいるが、これらは皆宇宙人である。
しかも、その家の門柱が喋る!?)
と、言うものである。
「(俺は、とんでもない所に来ちまったのか!?)」と、思ったその時・・・
「どうなされました?皆様お揃いで。」
・・・門柱だ。門柱が喋ってる・・・
拓二は気を失った。

 

 

〜To be continued〜