第14回日韓学生会議ソウル大会開催に際して(開会式挨拶)   真田 英明

 

1999年8月2日、今日は日韓・韓日学生会議にとっては14回目の、私自身にとっては2回目の夏大会の開会の日を迎えました。
 あれから一年が経過しました。笑いと涙・感動で一杯の日々から。私を第14回大会へ導いてくれたのは他ではなくあの日々の感動です。あの日々に最も実感したのはいかに私自身が韓国に対して偏見を抱いていかたということでした。
 みなさん、5年前を思い出して下さい。主な情報伝達手段はテレビ・新聞・雑誌などでした。現在はどうでしょうか。インターネットの発達などによって世界を駆けめぐる情報の量は飛躍的に増加しました。日本においても韓国に関する情報の量は増えており日本人の間でも韓国に対する関心や実際に韓国に行きたいという人も増えています。
 ただし、情報の量は増えてはいるものの一面的な偏った情報が多いのも否定できません。
 このように時代や科学が進歩している時代であっても人間同士の交流が相手に対する偏った見方を変えるのには一番効果があると思います。
 だからといって全ての偏見をなくすことは大変難しいことです。いいえ、全ての偏見を取り除くのは無理があります。ですから偏見をなくすのではなく、相手の考え方を理解・尊重することが大切だと思います。

 これから2週間、共に笑い・喜び・泣くこともあることでしょうが一寸先は闇と言われるようにどのようなことが起こるのか誰にも予測できません。しかし最後にはみんなで感動し、心と心で語り合える「心の交流」ができるように第14回大会を全員で盛り上げていきましょう。
 最後になりましたが大会に向けて多くの準備して下さった韓日学生会議の皆様・関係者の皆様に感謝の意を表します。
 それでは2週間、共に頑張っていきましょう。