8・15イベント感想    中村裕行

山登り。一人で山を登る時は、都会の喧騒から逃れて、一握りの孤独を得ようとしているのかもしれない。しかし、今日は確実に違う。八月十五日。日本と韓国、お互いに大きな意味のある日。この日に、日韓・韓日学生会議のメンバーと通訳、合わせて四十名近くが山登りをした。
集団で「苦難」を共有するもの・・・スポーツの練習や試合、肉体労働のアルバイト、分科会議(?)、そしてまた、山登りも同じであろう。さて、「苦難」のあとには何が残るのだろうか。たぶん、そこには、そこはかとない「連帯感」が残るのではないか。年齢・性別・国籍などはその場では意味を失い、いわゆる「人類みな兄弟」(・・・なんでもないです)。
いや、最初に思っていた事を書こう。なんでこんな暑い時期にみんなそろって山登りなんかしなきゃならんのだ、と思ってた。マジかよ、企画者と。しかし、「苦難」の末、厳しい山の頂上に辿り着き、日陰でかすかに涼しい風に吹かれていると、何となく企画の意図が分かったような気がした。それが先に書いたことなんですが(本当かな?)。
ところで、前日に配られた第十四回大会Tシャツ。山登りの際に全員来ていたわけだが、この、前プリントに書かれた最後のフレーズ。「出発のための出発」。韓日の委員長殿がご考案なされたこのフレーズの意味を自分なりに解釈してみる。・・・二十一世紀に向けての出発。日韓両国の新たなる出発。メンバー個人個人の出発。いや、私達はいつも出発しているような気がする。毎年、毎月、毎時間、小さな小さな出発を。では何処へ?・・・わからない。わからないけれど、今いる場所から出発せずにはいられない。その先には・・・・・(キャラに合わない文章なのでここらへんで打ち切らせて頂きます)