家庭訪問   間宮 英世

ありがとう、お父さん、お母さん、そしてジニちゃん。とってもおいしかったです。たった3時間程度の訪問だったけど、その瞬間だけでも家族のように歓迎してくれて、いくら感謝してもしきれないくらいです。
 韓国の一般的な家に行くのは初めてで、とても楽しみだった。家はヨイドの集合アパートの11階だった。部屋に入ると両親が玄関に着てくれて、なれない言葉で「招待してくださりありがとうございました」と韓国語で言うと、喜んで迎え入れてくれた。部屋は日本のマンションより広く、ここでもソウルの住宅事情が現れているようだった。
 そこで出していただいた料理は、まさに家庭の味で、大変おいしくいただいた。韓国式に大量に出された料理は、食べても食べても次ぎから次ぎへと出てくる料理は、目の前にある食べ物はすべて食べてしまうという私の癖にとっては大変なことであったが、ついついおなかの許容量まで食べてしまった。最後には冷たい西瓜までもらって大満足の食事だった。つたない英語や韓国語でコミュニケーションを使っていたが、全くそんなことは感じずに普通に家族で会話するように話せたと思った。時間がたつのも忘れて家族の団欒のひとときを感じて、久しぶりに家族の温かみを思い出した。実に何年振りだろうか…
 普段寮生活をしていて,自分の家族ともこのような時間を設ける機会もすくなかったので、とても新鮮なものだった。
 最後に部屋を見せてもらって、ひとつ気になったのがジニちゃんの兄さんが軍隊に行ってその部屋の生活感が少なかったことが。家族が望まれないままに分かれてしまうことが、現実に韓国ではいまだに起こっている。はやくこのようなことがなくなってほしいものがと切に願った。
 そして別れの時。最後まで見送ってくれて、とてもうれしかったです。たった3時間の家族だったけど、この思いでは一生忘れません。またいつの日か会う日まで…