家庭訪問(ソヨン宅) 沼本 美那
| 「あなたは家庭訪問で私の家に来ることになっています」。空港から乗ったバスの中で隣に座ったパートナーのソヨンからそう言われ、妹と弟の名前、家族が楽しみにしていること教えてくれた。 ゛家庭訪問゛―私は小中学校の教師が春頃やっていたそれを非常に羨ましいと思っていた。担任というだけでクラス全員のお宅訪問ができるなんて、何とお得なことだろう。小学校1年生の時は、玄関先で立ち話という形式だったが、それ以降は、教師はその日のためにきれいに掃除された部屋に上がり、部屋の様子をじっくり見回したりして、飲み物を飲み、特別たいした話もせずに家を出、次なる家に向かう、という形式だった。 今回の家庭訪問は勿論このようなものとは全く異なるものだが、川上さん、しの、私の3人で非常に楽しみにしていた。 彼女の家はオリンピックパクテルからタクシーで20分位の便利な場所にあるマンション群(アパート?)の一室だった。父母妹弟の4人勢揃いで迎えてくれ、夕食を用意してくれた。韓国式の料理で、どれもおいしそうなものばかりテーブルいっぱいに並べられ、どれから手をつけようか迷ってしまう程だった。 お父さんのちょっとした自慢話、各々の将来の夢、これからの日韓関係について等々、様々な話をした。 こんな素晴らしいおもてなしをしてくれて心からありがとうと言いたい。そしてお父さんが言っていたように私たちは今始まった関係を今後も絶対保ち続けようと思った。 |