まぼろしのシュークリーム
夢を見た。
シュークリームを食べている夢だ
シュークリームのくせに、ちっともシュークリームの味がしないのだ。
クリームは、ガムのような弾力性があった。
噛み尽くしたガムのように
なんの味もしなかった
そのシュークリームを食べながら
あれ?そういえば先週の送別会でもらったはずの
シュークリーム。どうしたっけ?食べたっけ?
と突然気になりだした。
でも、送別会なんてなかったのでシュークリームなんて
もらっているわけないのだ。
そういうことも承知の上で
あのシュークリームはどうしたんだっけ?食べたんだっけ?
食べる前にどっかに行ってしまったんだっけ?
相変わらず、そのシュークリームに固執している自分がいた。
もともとどこにもありはしないシュークリームに?
そう、もともとどこにもありはしないシュークリームに