さよならツバメさん

 

お手紙読みました。とても悲しい気持ちになりました。

おからだ大丈夫ですか?そんなにヒドイ状態だったなんて

ぜんぜん気がついてあげられなくてごめんなさい。

申し訳ないと思っています。

信じてもらえないかもしれないけれど、あの日私は、まちがいなく待ち合わせの場所に

行ったんですよ。そして閉店まで、待ちました。

ウソみたい。ずっと待っていたのですよ。あなたはどうやら私がくる前に待ちくたびれて

帰ってしまったようですね。

どうしてだろう。運命のいたずらとしか思えません。ああなんてこと。

でももう遅いわ。

もちろんこの手紙もあなたに出すつもりはないわ。ずっとこのまま私の机の二番目の引出しで

永遠に眠リ続けることになるでしょう。

あなたの最後の手紙といっしょに

 

さよなら。お元気で。

 

 

 

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