「上方排気システム」

これ、効果がわからないんです・・・。
グラム単位でエンジンの重量を削って、重心も下げているのに、
上方排気にしたら、いくら排気管が軽いからって言っても、
その分、重心が上がっちゃうじゃないですか・・・?
ウイングカー(グランドエフェクトカー)が禁止されて、
しばらくの後は、リアのディフューザー内に
排気管があったんです。
ディフューザー内に排気することで、
ボディ下面の空気を引っ張り出し、
ダウンフォースを稼いでいたのですが、
アクセルのオン、オフで、ダウンフォース量が変わってしまうため
ドライビングが難しくなるので、徐々に姿を消し、
その後は、通常のリアサスペンション、ドライブシャフト付近に
排気されていました。
しかし、フェラーリが1999年からでしたかね?
この「上方排気システム」を取り入れまして、
いまや全マシン、上方排気です。
ってことは、通常排気より、それなりの効果がある、ってことですよね。
リアウイングの下側に排気ガスを当てて、ダウンフォースを稼ごう、
ということなんでしょうか?
どうも、乱れた車体後部の空気の流れに
排気ガスを当てて、空気の流れを整えてから、
リアウイング下部に当てる、という説が濃厚ですけど・・・。
しかし、そうなると、ディフューザー内排気と同じく
ダウンフォース量が変わる、と思うのですが・・・。
それに、ボディ上面に、凹凸ができますし、
思いっきり低めたいボディ後半ですからねえ・・・。
一説によると、この上方排気システムを導入してから、
ミハエル・シューマッハは、コーナーリング中も
アクセルを微妙に開けていて、ダウンフォースを稼いでいる、とか・・・。
天才だなあ・・・。
しかし、この排気ガス、高温ですから、リアサスペンションの
アームに当て続けると、アームがぶっ壊れます。
危ないので、アームには遮温材が巻かれています。
トヨタの最初のF-1マシン(テストカー)「TF101」は、
リアサスペンションの上部アーム(アッパーアーム)が
ボディより上にでてまして、そこにモロに排気ガスを
当ててました。 もちろん、遮温材巻いていましたけどね。


