これは昔、養成所の後輩二人が「二人でボイスサンプルテープを作りたい」と
私に相談してきた時に「よっしゃ!まかしときぃ〜!」と書いた台本です。
創作はけっこー好きなのだvv
アホなこと考えたなぁ...なんて今となっては逆に感心したり..(笑)

【ボイスサンプル】
この場合のボイスサンプルとは、事務所にはまだ自分のことを知られてない
声優の卵が「自分はこんな役が出来ます」という風な声のサンプルを
テープなどに入れ、事務所に提出するもの。として考えてくだされ〜。
普通のシンプルなのではなく、聞いてる人がおもしろく聞けるボイスサンプルを...。
なんて思って考えたんだけど...。ちょっと暴走気味。

ボイスサンプルテープ案
脚本:松本さち


プロローグ

「進め!七色紅しょうが!!」

 

  SE:怪獣の鳴き声&破壊音
 女(モノローグ)「前略、お母さん…。大阪から東京に上京してきてはや4年…。東京はコワイとこです…!
          今も目の前で怪獣が町を荒らしてるんです。住んでたアパートも踏みつぶされました…。
          このままあたしも踏みつぶされてしまうのかも…。」
  
SE:トランペットの音(キカイダーの登場シーンみたいの)
 女(モノローグ)「はっ…。なんや このトランペットの音は…?!」
  
SE:トランペットの音止む。
 桃色「勇気りんりん!桃色紅しょうが!!」
 青色「強気で元気!青色紅しょうが!!」
 青色2「元気で強気!青色紅しょうが!!」
 以下「以下同文!!」
 以下2「以下同文!!」
 
五人「トオッ!!」
  
SE:着地の音
 桃色「5人合わせて」
 5人「七色紅しょうが!!」
  
SE:決めの音
  SE:怪獣の鳴き声&破壊音

 女(モノローグ)「な…なんや この人ら…。せ、正義の味方…?!」
 桃色「---あなた今、私達のコトを怪しいと思ってるわね?」
 女(モノローグ)「はっ…話しかけてきたっ…」
 桃色「そしてギモンに思うコトが4つあるハズよ?
    どうして紅しょうがなのに赤以外の色がついているのか…
    どうして青色紅しょうがは二人いるのか…
    以下同文の二人はいったい何色なのか…
    どうして5人なのに七色紅しょうがなのか…。どぉ?違う?」
 女「へっ?い、いや、あの…」
 桃色「それ以前に なぜ紅しょうがなのか気になる?んふふっ」
 女「そ…っそんなこと今どーでもエエやないですか!あんたら正義の味方なんでしょ?!」
 桃色「そうよ。」
 女「ほな、はよあの怪獣やっつけて下さいよ!!」
 桃色「お断りするわ。」
 女「へっ…!?」
 桃色「さようならっ」
 
五人「トオッ!!」
  
SE:トランペットの音
  SE:風&怪獣の声

 女(モノローグ)「---お母さん…。やっぱ東京はコワイとこです…。」

  
M:(哀愁漂う音楽にのせて)
 ナレーション「只今の出演。桃色紅しょうが○○○。女□□□。その他、☆☆☆、×××でした。」






本編

「ボイスサンプル道場」
友情出演:松本さち

 3人「おーーーッス!!」
 松本「わしがこのボイスサンプル道場の師範代であーる!!」
 ○○○&□□□「おッス!おーーーーーッス!!」
 ○○○「門下生その一!○○○でありま〜〜す!」
 □□□「同じく、門下生その二!□□□でありま〜〜す!」
 3人「おッス!!」
 松本「道場こころえー!」
(ドドン!)←太鼓の音
   「ひと〜〜つ!ハラから声を出してハキハキとーーー!!」
(ドン!)
 ○○○&□□□「ひと〜〜つ!ハラから声を出してハキハキとーーー!!」
(ドドン!)
 松本「ふたぁ〜〜つ!お年寄りには親切にーーーー!!」
(ドン!)
 ○○○&□□□「ふたぁ〜〜つ!お年寄りには親切にーーーー!!」
(ドドン!)
 3人「おッス!!」
(ドドドン!)

 松本「はい、というコトでね、今日も頑張って、楽しくやっていきましょ〜♪」
 □□□「師範代、キャラが違いますよ。」
 松本「うっさい、だまれ。」
 □□□「だまれ言われた…」
 松本「今日は二人に今までの成果を見せてもらいたいと思〜〜〜う!!」
 □□□「師範代、キャラクター統一した方がいいと思いますよ。」
 松本「まずは自分たちの得意なものをやってもらいたい!」
 □□□「ムシかい…」
 ○○○「私、○○○は       が得意であります!」
 □□□「私、□□□は       が得意であります!」
 松本「よしっ!それでは行けっ!」
 ○○○&□□□「オッス!!」
(ドドドン!)

〜題材その1〜

  SE:学校のチャイム(キーンコーンカーンコーン…)
 松本「あっ 給食の時間や!」
 □□□「師範代、なんで道場で学校のチャイムが…」
 ○○○「それ以前になんで道場に給食が…」
 松本「んなもん知るかいな。鳴っとるモンはしゃーないし、出るモンはしゃーない。
    今日の献立は『小松菜と鶏肉のあんかけ焼そば』や!」
 ○○○「なんでそんな凝ったモノが…」
 松本「とりあえず、給食中も勉強や。材料をわかりやすく読みあげられたら食べて良し!」
 ○○○「オッス!○○○行きます!『小松菜と鶏肉のあんかけ焼そば』2人分の材料。
     小松菜1束、鶏もも肉1枚、生しいたけ5枚、鶏ガラスープの素 小学1年生。かき油…」
 松本「待てーーーーーーーーい!!なんやーーー!小学1年生てーーー!!」
 ○○○「え、ここに小1って書いてあるから…」
 松本「小さじ1杯の略やーーーーっっ!もういいっ!□□□、続き読めっ」
 □□□「オッス!かき油、酒、各 大学二年生…」
 松本「大さじ2杯じゃボケェッ!!
(バシッ!)人の話聞いとらんのか!
    もーオマエラには給食食わさん!自分らで自主練やっとけ!」
 ○○○&□□□「オ〜〜〜〜〜ッス!!」
 ○○○「○○○、      やりまーす!」
 □□□「□□□、      やりまーす!」

〜題材その2〜


 ○○○「○○○、      やりまーす!」
 □□□「□□□、      やりまーす!」

〜題材その3〜



 
3人「オーーーーーーーッス!!」(ドドン!)
 松本「これにて今日のケイコは終了であーる!」
 ○○○&□□□「ありがとうございましたーーーーーっ!!」(ドン!)
 ○○○「○○○と」
 □□□「□□□を」
 ○○○&□□□「なにとぞよろしくお願いいたしますーーーーーっ!!」(ドドドドドンっ!!)







エンディング

「進め!七色紅しょうが!!」


  

  
  SE:大学の食堂みたいなガヤ

 桃色「ねぇ!『七色紅しょうが』ってのはどぉ?」
 青色「なんで紅しょうが?」
 青色2「でもゴロはいいよな。」
 以下「七色っていうけど、俺達5人しかいないぜ?」
 桃色「フレックス制だから希望者があればいつでも入れるのよ。」
 青色2「日ナレみたいだな。」(感心)
 桃色「定員は7名よ。まず自分の色を決めましょう。
    私は 桃の天然水が好きだから桃色にするわ。」
 以下「えっ そんな理由なの?じゃあ俺は 六甲のおいしい水が好きだからぁ…」
 以下2「色ないじゃん それ。」
 青色2「僕は青がいいな。」
 青色「えっ!オレも!オレも青がいい!!」
 桃色「じゃあ二人とも青にすれば?」
 青色&青色2「えっ!?いいの!?」
 桃色「ええ。私は『七色紅しょうが』を束縛されない自由な集まりにしたいのよ。
    それぞれ好きな色を名乗っていいと思うわ。」
 青色「やったーー!青色同士がんばろーぜっ」
 青色2「ああ!」
 桃色「色が決まった人は、名乗りを上げる時の決めゼリフを考えて。私はオーソドックスだけど
    『勇気りんりん!桃色紅しょうが!』にするわ。」
 青色「カッコいーじゃん!じゃぁオレは『元気で強気!青色紅しょうが!』にするぜっ」
 青色2「僕は『強気で元気!青色紅しょうが!』かな。」
 青色「おいおい、オレのパクリじゃねーか。」
 以下2「あたしキンチョーしいだからサー、色とかセリフとか色々決めちゃうとアガっちゃって
     言えないかも〜〜。」
 以下「俺も、そーゆーのちょっとめんどくせーなぁ。」
 桃色「じゃぁ、『以下同文』にしたら?色々便利よ?」
 以下2「あー。それなら覚えられそ〜。」
 以下「いーじゃん。決まり決まりっ!!」
 青色2「ここまで色々決まってくると早く誰かに披露したくなるなぁ。」
 桃色「ちょうど今、町で怪獣が暴れてるらしいわ。カッコ良く登場してみんなを
    驚かしてやりましょうよ。ただし、名乗ったらすぐ帰るのよ。」
 以下「怪獣に勝てっこないもんな〜。」
 五人「(笑い。)」(そして口々にアドリブで去っていく)

 ナレーション「そして話はこのテープの冒頭に続くのであった…」


  
M:(哀愁漂う音楽にのせて)
 ナレーション「只今の出演。○○○。□□□。その他、☆☆☆、×××でした。」



以上、この一連を1本のテープに収めてなんだかわけのわかんない
ボイスサンプルテープになるのであった...。
この台本を渡された後輩達...。どう思ったかは定かではない...。ぎゃふん。



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