今日もまたこの場所で、一体幾つの人生とすれ違ったのだろう
傷付く事に慣れて傷つけてる事に無関心で

何処から何処へ歩くのだろうか
傷付ける事に慣れすぎて痛みを忘れていたよ

白さを増していく街で思い出していく痛みを押えて

僕は誰かを待つふりを繰り返す

すれ違う人々のこれまでもこれからも

僕には関係ないはずだけども

俯きながら過ぎて行くあの顔を忘れられないのは何故だろう

今では人の流れが避けて行くあの建造物が

大きな空しさを見せつけるように白い暗闇を作り出している

雪がアスファルトに砕かれて行く中で多くの人生とすれ違う
傷つける事に恐れ過ぎて流れの中に入れずにいた

今日もまたすれ違う
あの日から僕の心は雪を溶かさない

多くの人生とすれ違う街で

僕の心は白く染まっていく






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