『もう、死ぬのは恐くないよ』
君がそう言った時、私は何を言ったら良かったのか
今の私にもまだ解らない
「残される者は恐いよ」
今でもそれが正直な僕の答え・・・
『でも、まだ生きていたかった・・・』
何故、そんな言葉を私に聞かせるのか
それもあの頃には解らなかった
あなたはこの白い部屋で何を思っていたのですか
切り取られた刻を見つめて
触れた指は白く冷たい
そう、あなたは雪
春を待てずに消えてゆく
そして私は望まれないまま生きて行く
惜しまれながらも溶けてゆくあなたの為に